【9月30日 AFP】19-20イタリア・セリエAは29日、第6節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)はホームでブレシア(Brescia Calcio)に2-1で勝利した。

 欧州カップ戦に出場している他のチームが今節すべて勝利する中、ナポリはマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)に移籍後初ゴールを許しながらも昇格組のブレシアに競り勝った。

 前節、カリアリ(Cagliari Calcio)に敗れたナポリだったが、この日はドリース・メルテンス(Dries Mertens)とコスタス・マノラス(Kostas Manolas)のゴールで白星を挙げ、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)のKRCヘンク(KRC Genk)戦を前に自信をつけた。

 6試合を終えて12ポイントのナポリは、チャンピオンズリーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)戦を前にサンプドリア(Sampdoria)を3-1で下し、首位をキープしたインテル(Inter Milan)に6ポイント離されている。

 一方で、ACミラン(AC Milan)はフランク・リベリ(Franck Ribery)にゴールを許すなどし、フィオレンティーナ(Fiorentina)に1-3で敗戦。3連敗となったミランは6試合を終えて4敗を喫しており、現在は16位に沈んでいる。

 1人の退場者を出したミランのマルコ・ジャンパオロ(Marco Giampaolo)監督は「今夜は、一緒に練習したことが一度もないチームであるかのようにみえた」とコメントした。

 14分、エリック・プルガル(Erick Pulgar)のPKで先制されたミランは66分にガエタノ・カストロヴィリ(Gaetano Castrovilli)に追加点を許すと、78分にはリベリに駄目押しとなる3点目を決められた。これでフィオレンティーナは今季初の連勝を飾っている。(c)AFP/Emmeline MOORE