【9月30日 AFP】第17回世界陸上ドーハ大会(17th IAAF World Championships in Athletics Doha)は29日、混合4×400メートルリレーが行われ、米陸上短距離界の象徴アリソン・フェリックス(Allyson Felix)を擁する米国が世界新記録で金メダルを獲得した。

 世界陸上では今大会から初めて採用された種目で、フェリックスはウィルバート・ロンドン(Wilbert London)、コートニー・オコロ(Courtney Okolo)、アンカーのマイケル・チェリー(Michael Cherry)と組んだチームで2走を担当。米国は3分9秒34で優勝を果たした。

 これが9大会連続の世界陸上となる33歳のフェリックスは、世界選手権の金メダルを12個に増やし、ジャマイカのレジェンド、ウサイン・ボルト(Usain Bolt)氏の11個を上回った。五輪でも6個の金メダルを獲得しており、両世界大会を合わせたメダル数は脅威の26個と、こちらも歴代最多の数字となっている。(c)AFP