【9月29日 AFP】テニス、中国オープン(China Open 2019)は29日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第4シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-3、7-6(7-5)でジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)を下し、2回戦進出を決めた。

「本当にいらっときた」と振り返るなど、いら立ったり、不満な様子を見せたりした大坂は、26本のアンフォーストエラーを重ねる本調子とはほど遠いプレーぶりながらも、世界ランク76位のペグラを退けた。

 大坂は、先週東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2019)を制した時の好調さを再び示すことができず、失望をあらわにした。

「大会中は、初戦がいつも最悪になる」「ただ(日本での)プレーが良かったので、もっと良くなるだろうと思っていた。分からないけど、持続すると思っていた。自分のできていたプレーができず、少しいら立った」

「なぜか分からないけれど、きょうは本当にいらっときた気がする」とした大坂は「かなりストレスがたまって」「すごく緊張した」と付け加えた。

 同日の試合では、第6シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が腰の問題の影響も感じさせないプレーぶりで、6-1、6-1と予選勝者のレベッカ・ペテルソン(Rebecca Peterson、スウェーデン)を一蹴している。(c)AFP/Peter STEBBINGS