【9月29日 Xinhua News】中国・広東省(Guangdong)広州市(Guangzhou)と香港特別行政区をヘリコプターで結ぶ越境飛行サービスがこのほど、広州白雲国際空港ビジネス航空サービス基地で始まった。第1便はエアバス(Airbus)H135を採用し、深圳市(Shenzhen)の東部通用航空が運航した。

 現在、広州市から香港の中心市街地へ陸路で向かう場合、出入境手続きを含め3時間を要するが、空路ではわずか50分で到着する。旅客の移動効率を大幅に向上させ、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオビッグベイエリア)の主要都市間の相互往来が強化される。

 同サービスは今後、定期運航する計画で、価格は広州―香港間を越境する車両の料金の10倍を想定している。(c)Xinhua News/AFPBB News