【9月28日 AFP】(写真追加)インド北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州を襲った集中豪雨による洪水で少なくとも44人が死亡し、数千人が避難所に身を寄せている。当局が28日、AFPの取材に対して明らかにした。

 ウッタルプラデシュ州では主要河川2本が過去24~48時間に降り続いた雨で氾濫し、両岸にある人口密度の高い地域に被害が集中した。

 同州の災害管理局の副代表はAFPに対し、27日深夜までに44人の死亡を確認したことを明らかにするとともに、当局は、被災地域の救助・救援活動に重点的に取り組んでいるとして、「被災したほぼ全域で今後48時間は大雨の予報が出ているため、数千人を避難所に収容した」と説明した。

 当局の発表と地元メディアの報道によると、犠牲者の死因はさまざまで、塀の崩落、水死、落雷、ヘビにかまれたことなどだという。(c)AFP