【9月28日 CNS】中国南方航空(China Southern Airlines)の広州白雲空港行きCZ3001便が25日午後4時22分、北京大興国際空港(Beijing Daxing International Airport)の正式開業の第1便として、同空港から飛び立った。この空港への総投資額は4500億元(約6兆8000億円)に達している。

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 同空港の民間航空に関わる投資額は1167億元(約1兆7680億円)、交通機関など空港に付随する周辺投資金額は3000億元(約4兆5450億円)を超えた。

 同空港は、現在では世界最大規模の新空港だ。最終的には縦4本、横2本の計6本の滑走路が建設される計画で、今期は縦3本、横1本の計4本の滑走路が建設され、乗降用エプロンは268か所できている。また空港周辺の交通網は空港からの縦方向、空港を取り巻く横方向ともすでに建設が終わり、北京、天津(Tianjin)、河北省(Hebei)には1時間以内で移動できる。

 現在までのところ、航空会社66社が乗り入れを希望し、うち国内20社、46社が香港・マカオおよび外国の航空会社となっている。2019年冬春期ダイヤで116路線が開通し、うち国内101路線、国際15路線となる予定だ。

 2022年時点で乗降客延べ4500万人、国際線比率20%、25年では乗降客延べ7200万人、国際線比率30%となる見込み。(c)CNS/JCM/AFPBB News