【10月1日 Xinhua News】中国福建省(Fujian)で道路・鉄道併用海峡大橋「平潭(Pingtan)海峡公鉄大橋」の建設を請け負う中鉄大橋局がこのほど、同橋を構成する3基航道橋の一つ、鼓嶼門航道橋の施工現場で、橋の接合成功を祝う式典を行った。中国初、世界最長の海峡をまたぐ道路・鉄道併用大橋が連結した。

「平潭海峡公鉄大橋」は、福建省福州市(Fuzhou)長楽区(Changle)松下鎮(Songxia)から四つの島を経由して平潭まで結んでおり、全長は16.34キロメートル。橋が架かる台湾海峡はバミューダ、喜望峰と並ぶ世界三大強風海域で、6級(風速毎秒10.8~13.8メートル)以上の強風が吹く日が年平均300日を超える。古くは海のシルクロードの主要ルートであったが、10隻以上の古代の沈没船が海中で発見され、海況の厳しさを証明した。(c)Xinhua News/AFPBB News