【10月2日 CNS】中国・陝西省(Shaanxi)西安市(Xi'an)で9月24日、「秦兵馬俑発見45周年と秦始皇帝陵博物院開館40周年大会」が催された。開館以来、同博物院を訪れた見学者はのべ1億人を超え、その中には224人の国家元首と政府首脳も含まれている。

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 秦始皇帝陵博物院(Emperor Qinshihuang's Mausoleum Site Museum)は古代中国で最も規模が大きく複雑な構造で、埋蔵量も豊富な王の陵墓だ。「世界最大の考古学的宝庫の一つ」であり、2200年以上前の人類の知恵と労働の結晶ともいえる。兵馬俑は、20世紀における世界で最も重要な考古学的発見の一つであり、歴史的、科学的、芸術的価値が高い。

 1974年に兵馬俑が発見された後、1979年には秦始皇兵馬俑博物館が建設され、一般公開された。2009年には秦始皇帝陵博物院が設立され、2010年には秦始皇陵国家考古遺跡公園が開園された。

 2019年3月からは、秦始皇帝陵博物院はテーマ・イベントを毎月一回行い、秦の文化財および文化を市民が身近に感じられるよう活動している。(c)CNS/JCM/AFPBB News