【9月26日 AFP】19-20イタリア・セリエAは25日、第5節の試合が行われ、インテル(Inter Milan)はダニロ・ダンブロージオ(Danilo D' Ambrosio)の得点でラツィオ(SS Lazio)に1-0で勝利し、首位に返り咲いた。

 ホームのインテルは、この日がクラブ通算300試合目の出場となったGKサミル・ハンダノビッチ(Samir Handanovic)が好セーブを連発。守護神の活躍もあり開幕5連勝を飾ったインテルは、王者ユベントス(Juventus)との勝ち点2差を守った。

 23分、クリスティアーノ・ビラーギ(Cristiano Biraghi)がクロスを送ると、SBのダンブロージオが至近距離からヘディングで合わせ、これがサン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)での一戦で唯一の得点となった。

 守備面では、ハンダノビッチがフェリペ・カイセド(Felipe Caicedo)やバストス(Bartolomeu Jacinto Quissanga 'Bastos')にゴールを許さず、さらにホアキン・コレア(Joaquin Correa)のシュートを片腕で防ぐなどして、今季わずか1失点しかしていないインテルの守備力がいまだ健在であることを証明した。

 これまでの4試合で3ゴールを挙げていた新加入のFWロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)はゴールを決めることができず、ラツィオに所属する弟のジョルダン・ルカク(Jordan Lukaku)が膝をけがしていたため、兄弟対決も実現しなかった。

 一方のラツィオは、パルマ(Parma Calcio)に2-0で勝利した前節の試合で、シモーネ・インザーギ(Simone Inzaghi)監督とタッチライン際で口論したFWチロ・インモービレ(Ciro Immobile)をベンチに置いてこの日のインテル戦に臨んだ。(c)AFP