【9月26日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)で準々決勝進出という歴史的快挙を目指す日本代表の選手が、意外なものに鼓舞されていることが分かった。米男性グループ「バックストリート・ボーイズ(Backstreet Boys)」だ。

 試合前に選手を奮い立たせるような歌があるかと問われたFB山中亮平(Ryohei Yamanaka)は、「バックストリート・ボーイズの『I Want It That Way』」と答えた。

 かつてW杯ではたたきのめされてばかりだった日本は、エディー・ジョーンズ(Eddie Jones)前ヘッドコーチ(HC)の下で3勝を挙げた4年前の前回大会で、二度世界一になっている南アフリカに勝利して以来、ジャイアントキラーとみなされるようになった。

 2015年以降は世界ランキングのトップ10が常連となったブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)は、20日の開幕戦でロシアに30-10で勝利している。

 ジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)HC率いる日本は、28日に静岡で行われるアイルランドとの第2戦に向けて調整しており、選手たちは次の試合の前にも「I Want It That Way」から力を得るだろう。

 ジョセフHCが目標に定める史上初のノックアウトステージに日本が進出するためには、ライバルのスコットランドを倒す必要がある。スコットランドは22日の初戦でアイルランドに3-27で敗れている。(c)AFP