ハンマー投げの五輪王者を暫定資格停止、ドーピング再検査で失格
発信地:ドーハ/カタール
このニュースをシェア
【9月25日 AFP】陸上男子ハンマー投げのディルショド・ナザロフ(Dilshod Nazarov、タジキスタン)が、2011年の第13回世界陸上大邱大会(13th IAAF World Championships in Athletics Daegu)で採取された検体のドーピング再検査で失格になったとして、暫定資格停止処分を科された。陸上競技の不正防止機関「アスレチックス・インテグリティ・ユニット(AIU)」が24日、発表した。
これにより、2016年リオデジャネイロ五輪で金メダルに輝いた37歳のナザロフは、27日に開幕する第17回世界陸上ドーハ大会(17th IAAF World Championships in Athletics Doha)も欠場する。
AIUによると、リオ五輪でタジキスタンに史上唯一の五輪金メダルをもたらしたナザロフの検体は、禁止ステロイドのトゥリナボル(turinabol)に陽性反応を示した。(c)AFP