【9月25日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は24日、2020-21シーズンにおける欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)決勝の舞台がロシアのサンクトペテルブルク(Saint Petersburg)になったと発表した。

 UEFAはスロベニアの首都リュブリャナで執行委員会の会議を行い、今後3シーズンについて、2021年はガスプロム・アリーナ(Gazprom Arena)で、22年はドイツ・ミュンヘン(Munich)のアリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)で、23年は英ロンドンのウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)でそれぞれ決勝を行うことを決めた。

 開閉式の屋根を備えるガスプロム・アリーナは、2018年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)の開幕前に新設されたスタジアムで、本大会では準決勝のフランス対ベルギー戦など7試合を開催。分散開催の2020年欧州選手権(UEFA Euro 2020)でも4試合が行われる予定となっている。

 その他には、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)に続く第三の欧州カップ戦として、2021年からのスタートが発表されていた大会の名称が、ヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League)になることが決まった。

 また代表チームが出場する大会、UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League)についても、第1回大会の成功を受け、試合数が増加することが決定している。

 これに伴い、来年秋に始まる次回大会では、これまで12チームだったリーグAが、4チーム×4グループの計16か国で構成されることになった。そのため前回大会で各グループの最下位に沈み、降格予定だったドイツやクロアチア、アイスランド、ポーランドはリーグAに残留することになった。(c)AFP