【9月25日 時事通信社】トランプ米大統領は24日午前(日本時間同日夜)、国連総会で一般討論演説を行い、中国に対し、不公正な貿易慣行を批判し、大規模デモが頻発する香港に言及するなど強硬姿勢を示した。イランについては、各国に圧力強化への協力を呼び掛ける一方、外交解決を模索する意向も強調した。トランプ氏の国連演説は3回目。

 トランプ氏は、中国による知的財産権の侵害や人民元安誘導など不公正な貿易慣行を批判し、貿易協議で是正を求めていく決意を改めて表明した。中国はいまだに世界貿易機関(WTO)で発展途上国として優遇措置を受けていると名指しで非難。「WTO加盟時に示した構造改革を行うという約束をほごにした」と訴えた。

 また、「米政府は香港情勢を緊密に注視している」と指摘し、香港での大規模デモをめぐる中国当局の対応と貿易問題を関連付ける姿勢を示した。中国の香港情勢への対応は「中国が将来、国際社会で果たす役割を占うことになる」とけん制した。(c)時事通信社