■携帯でいつでも、どこでも

 ゲーマーにとって、かつては薄暗いインターネットカフェから海外のプレーヤーと戦うのが普通だった。だが、安いSIMカードが普及し始め、スマートフォンでゲームをするプレーヤーが増加すると状況は変わり、ミャンマーのプレーヤーたちは停電が起きてもゲームを続けられるようになった。ミャンマーの携帯電話普及率は、2012年はわずか7パーセントだったが、その後急増し、今では80パーセント以上に上っている。

 シンガポールのeスポーツチーム、「インピュニティー(Impunity)」の一員として、バトルロイヤルゲーム「PUBG(Player Unknown’s Battle Grounds)」をプレーしているミャンマー出身のミン・ミャ・アウン(Myint Myat Aung)さんは、携帯電話が普及したおかげで「いつでも、どこでもプレーできる」と話す。また携帯電話の方が料金も安くつくという。

 eスポーツに関する調査会社ニューズー(NewZoo)で市場分析を担当するジェレミー・ジャクソン(Jeremy Jackson)氏は、ミャンマーは他の発展途上国同様、周辺国に比べて「非常に不利な状況にある」と指摘する。

 同氏はAFPの取材に「ゲームで勝つには、安定した電力供給と安定したインターネット環境が欠かせない」と述べ、「スマートフォンの普及によって、携帯電話でゲームに参加する人が増えるのは間違いない」 と語った。(c)AFP/Lapyae KO and Dene-Hern CHEN