【9月23日 AFP】スロバキアの首都ブラチスラバで22日、妊娠中絶に反対するデモ行進が行われ、主催したスロバキア・カトリック司教協議会(Catholic Episcopal Conference of Slovakia)によると、約5万人が参加した。

 スロバキアでは人口約540万人のうち、約66%をカトリック教徒が占めている。

 カトリック教を重んじる一方、同国では共産主義時代から、妊娠12週目までの中絶が法律で認められている。

 しかし、中絶が行われる数は年々減少しており、政府統計によると、1997年には2万人超の女性が中絶を選択したのに対し、昨年中絶したのは7350人のみだったという。(c)AFP