【9月23日 AFP】19F1第15戦シンガポールGP(Singapore Grand Prix 2019)は22日、決勝が行われ、フェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が今季初優勝を飾った。ベッテルは同GP通算5勝目と、最多優勝記録を更新している。

 ポールポジションからスタートしたベッテルのチームメート、シャルル・ルクレール(Charles Leclerc)は、ピットストップで首位を譲り2位でフィニッシュ。3位にはレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が入った。

 レース後ベッテルは、「ピットストップのコールがかなり遅かったのでアウトラップを全力で走った。先に出ることができたのは驚きだったし、タイヤの扱いに苦戦したが最後までコントロールできた」と話している。

 総合首位に立つメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は4位に終わったが、チームメートのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)が5位だったため、ハミルトンと総合2位ボッタスとのポイント差は65に広がった。

 6位以下はレッドブルのアレクサンダー・アルボン(Alexander Albon)、マクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)、トロ・ロッソ(Toro Rosso)のピエール・ガスリー(Pierre Gasly)、ルノー(Renault)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)、アルファロメオ(Alfa Romeo Racing)のアントニオ・ジョビナッツィ(Antonio Giovinazzi)が続いた。(c)AFP/John O'Brien