【9月22日 AFP】パキスタン北西部の山岳地帯で22日、乗り合いバスが岩に衝突して峡谷に転落し、少なくとも23人が死亡、18人が負傷した。当局が明らかにした。

 転落事故が起きたのは、北西部カイバル・パクトゥンクワ(Khyber Pakhtunkhwa)とギルギット・バルティスタン(Gilgit-Baltistan)の州境にあるバプサル(Babusar)峠。

 地元当局者はAFPに対し、死亡した23人には女性4人と子ども6人が含まれていたと語った。警察幹部によると、負傷者のうち6人が重体だという。

 パキスタンでは無謀運転や劣悪な道路環境、自動車の粗雑なメンテナンスなどが原因となった死亡事故が絶えず、交通の安全が保たれていない。(c)AFP