【9月22日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは21日、第6節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は8-0とクラブのプレミア歴代最多得点差でワトフォード(Watford FC)に大勝した。

 王者シティは18分間で5得点を挙げると、ベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)がハットトリックを達成。プレミアリーグでは、2013年のノリッジ・シティ(Norwich City)戦で記録した7-0での白星を上回る得点差を記録した。

 1995年にマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)がイプスウィッチ・タウン(Ipswich Town
に9-0で勝利したプレミア記録には1点届かなかったが、ノリッジにまさかの敗戦を喫した前節の苦々しい結果を、完璧な形で消し去った。

 この勝利で2位のシティは、22日にチェルシー(Chelsea)と対戦する首位リバプール(Liverpool FC)との勝ち点差を2に縮めている。

 一方、レスター・シティ(Leicester City)はトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に2-1で逆転勝利し、トップ4に入り込める資格を示した。

 29分にトッテナムは、ハリー・ケイン(Harry Kane)が倒れ込みながらもシュートを蹴り込んで先制に成功した。

 しかし、後半にセルジュ・オリエ(Serge Aurier)のゴールがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のオフサイドの判定によって取り消しとなると、試合の流れはレスターに傾いた。

 ホームのレスターはこの好機を逃さず、その直後にリカルド・ペレイラ(Ricardo Pereira)が同点ゴールを決めると、85分にはジェームズ・マディソン(James Maddison)がロングシュートをたたき込んで逆転した。

 この結果、トッテナムは今季公式戦7試合でわずか2勝のままとなっている。(c)AFP/Steven GRIFFITHS