【9月21日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)は21日、プールCの試合が行われ、フランスがアルゼンチンを23-21で退け、白星発進した。フランスは試合終了間際にペナルティーキックを与える大ピンチを迎えたが、逃げ切った。

 フランスはSOロマン・ヌタマック(Romain Ntamack)が10得点を記録し、規律に欠けるチームをけん引。何とか勝利を収めたことで、「死の組」と呼ばれるプールCで一歩抜け出した。一方のアルゼンチンは、敗退の危機に陥っている。

 試合はフランスがハーフタイムで17点リードしていたが、後半に見事な反撃を見せたアルゼンチンに一時逆転を許した。それでもカミーユ・ロペス(Camille Lopez)のドロップゴールで再び勝ち越すと、アルゼンチンは終了間際のエミリアーノ・ボフェッリ(Emiliano Boffelli)のペナルティーキックがわずかに外れ、フランスが大きな一勝を手にした。

 フランスの主将ギレム・ギラド(Guilhem Guirado)は試合後、主審がアルゼンチンにペナルティーキックを与えた場面を振り返り、「もう終わった。負けたと思った」と話した。「でもチームは本当によくやったと思う。タフな試合だったけど、勝利で大会のスタートを切ることができて非常に満足している」 (c)AFP/Alastair HIMMER