【9月21日 AFP】マーク・エスパー(Mark Esper)米国防長官は20日、サウジアラビアの石油関連施設への攻撃を受け、サウジとアラブ首長国連邦(UAE)からの要請に基づき、ペルシャ湾(Persian Gulf)地域に米軍を増派すると発表した。サウジはこの攻撃にイランが関与したと主張している。

 エスパー長官は、増援は対空・ミサイル防衛を主とする防衛的な性格のものだと述べた。

 ジョセフ・ダンフォード(Joseph Dunford)統合参謀本部議長によると、増派は湾岸地域への「適度な配備」の一環として行われ、増援部隊の具体的な規模や装備の種類は今後決定するが、派遣人員は「数千人」を超えない程度だとという。(c)AFP