【9月20日 AFP】インド政府は18日、電子たばこの販売などを禁止すると発表した。従来のたばこよりも害が少ないとうたわれてきた電子たばこだが、ここへきて反対する動きが世界的に加速している。

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 政府の発表によると、電子たばこの生産、輸入、流通も禁止される。この前日には、電子たばこ関連の死亡例を受けて、米ニューヨーク州がミシガン州に次いで風味(フレーバー)付き電子たばこの販売を禁止したばかり。

 ニルマラ・シタラマン(Nirmala Sitharaman)財務相は報道陣に対し、「電子たばこが今日の若者に与える影響を考慮し、今回の決定が下された」と述べた。

 電子たばこはメーカーだけでなく、英国など一部の政府からも、従来のたばこの安全な代替品や禁煙手段として推奨されてきた。

 一方で、電子たばこ自体が有害であるだけでなく、電子たばこ用リキッドの風味が特に子ども受けするため、子どもたちの間にニコチン依存を引き起こす恐れがあるとの指摘も出ている。

 現在インドには、電子たばこ使用者はほとんどいないとはいえ、今回の禁止措置により、13億人という巨大な潜在市場から電子たばこメーカーが閉め出された形だ。

 ただインドの伝統的なたばこ製品は禁止対象にはなっていない。世界保健機関(WHO)によると、インドは世界第2位のたばこ製品消費国で、たばこ関連の死者数は毎年90万人近くに上っているという。

 映像は電子たばこの販売店。首都ニューデリーで18日撮影。(c)AFP/Aishwarya KUMAR