【9月20日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するウィリアムズ(Williams)のロベルト・クビサ(Robert Kubica)が19日、2019年シーズン限りでチームを離脱すると表明した。

 2011年のラリー・ロンデ・ディ・アンドラ(Ronde di Andora Rally)で遭遇した大事故で右腕に大けがをしたクビサは、その7年後にウィリアムズでF1に電撃復帰。2017年シーズンにチームのテストドライバーを務めた後、2018年シーズンにリザーブドライバーとなり、今シーズンからは正ドライバーとしてレースにフル参戦していた。

 しかしながら、最近は徐々にウィリアムズの競争力不足に不満を募らせていたという。

 34歳のクビサは、第15戦シンガポールGP(Singapore Grand Prix 2019)を控えた記者会見で、「今季はパフォーマンスの観点からして非常に厳しいだけでなく、かなりの労力を強いられている」「長いブランクからF1に復帰するのは簡単なことではない。難しい現状ではなおさらだ」と語った。

「チームに対してはこの2年間に加え、自分を支えてF1グリッドへの復帰を可能にしてくれたことに感謝したい」「だけど、自分のキャリアにとって今が次の章に進む適切な時期だと感じている」

 さらにクビサは、英BBCとのインタビューで、来季もF1でレースを続ける可能性については除外しなかったものの、それは「是が非でも」ということではないとすると、「来年のこと、そして別の機会を模索することを楽しみにしている」と続けた。

 今シーズンのウィリアムズは、14レースを終えた現時点でクビサが獲得した1ポイントにとどまっており、コンストラクターズ選手権で最下位に沈んでいる。

 クビサのチームメートであるジョージ・ラッセル(George Russell)は、すでに来季もチームへの残留が決まっており、現在リザーブドライバーを務めているカナダ出身のニコラス・ラフィティ(Nicholas Latifi)と一緒に走ることになるとみられている。(c)AFP