【10月9日 CNS】中国政府の3部門(民政部、発展改革委、財政部)は先月、共同で「特別に介護を要する高齢者に対するサービス施設(敬老院)の改善に関する意見書」と題する行政指導書を発表し、以下の要求を明らかにした。

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 まず2019年より敬老院の施設水準、設備配置、安全管理につき、3年間で改善を行うことを求め、次に2020年末までに既存敬老院の介護能力を引き上げ、高齢者に対する最低保証を強化し、安全上の重大な欠陥の改善を終わらせるとしている。

 そして2022年末までに平等補填(ほてん)の原則に基づき、全ての県(市、区)で高齢者を専門的に介護するサービス施設を少なくとも1か所は建てるよう求めている。

 管轄区域内のすべての介護を要する高齢者の需要を優先的に対応し、サービスのニーズと自身の能力に応じ、医療機構あるいは医務室などを開設することにより、医療と介護の結合を図ることもできるとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News