【9月19日 AFP】サウジアラビアは18日、同国の石油施設への攻撃は北方から行われ、「イランによって疑いなく支援されていた」と発表した。ただ、具体的な発射地点は特定できていないという。

 サウジアラビアは、攻撃に使われた無人機18機と巡航ミサイル7発のものとする残骸を公開。同国国防省のトゥルキ・マリキ(Turki al-Maliki)報道官は記者会見で、サウジ側の見解として、攻撃の実行主体がイランであったとの最終的結論が出る見通しであるかについては言及を避け、兵器の発射地点をいずれ特定できるとの自信を示すのみにとどめた。

 14日に起きた攻撃では、サウジ東部にある石油関連施設2か所が甚大な被害を受け、同国の原油生産の約50%が停止した。国連(UN)の外交官らによれば、同国では専門家チームが主導する国際調査が行われる見通し。

 攻撃についてイランを直接非難しているマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官は18日、世界のエネルギー市場を混乱させた今回の攻撃への対応を協議するため、サウジアラビアのジッダ(Jeddah)に到着した。

 一方、攻撃に関し犯行声明を出しているイエメンの親イラン派反政府武装組織フーシ派(Huthi)は、アラブ首長国連邦(UAE)にある「数十の標的」を攻撃する手段を持っていると宣言した。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は18日、イランへの制裁を「大幅に強化」すると表明。サウジアラビアは直ちにこれを歓迎した。トランプ氏が既に再開していた制裁により、イラン経済は大きな打撃を受けている。

 映像はサウジアラビアが公開した無人機や巡航ミサイルのものとする残骸、18日撮影。(c)AFP