【9月19日 AFP】女子テニス、東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2019)は18日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は7-5、6-3で予選勝者のビクトリア・トモバ(Viktoriya Tomova、ブルガリア)を下し、準々決勝進出を決めた。

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 トップシードとして1回戦を免除され、これが大会初戦となった大坂は「序盤は少し緊張した」と振り返ったが、世界ランキング181位のトモバを相手に力の差を見せつけた。準々決勝ではヴァルヴァラ・フリンク(Varvara Flink、ロシア)とユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)の勝者と対戦する。

 東レ・パンパシフィック・オープンで初優勝を目指す大坂は、最初の3ゲームを落とすスロースタートとなったが、途中からは安定感のあるサーブを軸にリズムをつかみ、第1セットを先取することに成功した。

 トモバの素早いコートカバーリングには終始手を焼いたが、四大大会(グランドスラム)通算2勝を誇る大坂は格の違いを示し、最後は連続ウイナーで試合を締めくくった。

 その他の試合では、第4シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)が6-2、6-4で二コール・ギブス(Nicole Gibbs、米国)にストレート勝ち。第5シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)は予選勝者のザリナ・ディアス(Zarina Diyas、カザフスタン)に5-7、6-0、6-4で逆転勝ちしている。(c)AFP