マンCが3発快勝発進、フェルナンジーニョのCB起用が奏功 欧州CL
このニュースをシェア
【9月19日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は18日、グループC第1節が各地で行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はアウェーでシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)に3-0で勝利し、上々のスタートを切った。
シティはアイメリク・ラポルテ(Aymeric Laporte)とジョン・ストーンズ(John Stones)らDFの負傷者が続出して危機的な状況となっている。そうした中でジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督はこの日、MFのフェルナンジーニョ(Fernandinho)をCBとして起用せざるをえなかった。
それでも、フェルナンジーニョが最終ラインに難なく収まったシティは、リヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)とイルカイ・ギュンドアン(Ilkay Guendogan)のゴールで前半に2点のリードを手にし、シャフタールを圧倒。
終盤にはガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)が3点目をマークし、シティは敵地で3ポイントを手にしてイングランドに戻ることになった。
グアルディオラ監督は「試合に勝つ時は監督が正しい采配をしている。逆に負けたときは間違った決断を下している。われわれは、この8か月間で1試合しか負けていないし、選手たちを疑ったりはしない。彼らの監督でいられるのは喜び」とコメントした。
「選手たちは非常に良いディフェンスを見せ、チャンスをつくった。最終ラインの選択肢は多くない」「使える選手はフェルナンジーニョだけ。彼はクレバーで、とても頭の良い選手。信じられないような男だ」「経験豊富で、さまざまな個性を持っている。ロッカールームでは彼の言うことにみんなが耳を傾ける。重要なプレーヤーだ」
フェルナンジーニョは「新シーズンが始まってから、このポジションでのトレーニングを積んでいる。ペップ(グアルディオラ監督の愛称)は選手とチームを知り尽くしている。きょうは私が起用されたが、これからもっと良くしていきたい」と話した。
同組の他の試合では、クロアチア王者のディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)が初出場のアタランタ(Atalanta)を4-0で下したため、シティはグループCで2位につけている。(c)AFP