【9月22日 CNS】中国・上海市の北外灘(Bei Waitan)浜江(Binjiang)で10日、「5G全球創新港(意訳:5Gイノベーションパーク)」がオープンした。

 5G技術展示、共同創作プラットフォーム、情景応用などの諸機能が一体化した施設で、上海市の虹口区(Hongkou)と中国電信(チャイナテレコム、China Telecom)が共同で建設し、5Gの先端産業と企業を招致した形だ。

 同パークは4層に分かれ、1階は5G総合利用に関する展示、2階は5G共同創作センターのプラットフォーム、3階は5G+VSAT衛星通信システムの共同創作センター、4階は5Gイノベーション応用の都市管理の中における実践と都市計画の展示エリアとしている。

 説明によると、5G関連の新型企業に対し、案件説明、業務提携、投資あっせん、広告宣伝など総合的なサービスを提供するとしている。

 上海は中国で5Gが最も進んだ都市の一つだ。8月末の時点で、上海市では室外マクロセル8800か所以上、室内マイクロセル6000か所を建設完了し、重要建築物598棟をカバーしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News