【9月19日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は18日、グループD第1節が各地で行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は2点ビハインドの状況からユベントス(Juventus)と2-2で引き分けた。

 後半開始早々、フアン・クアドラド(Juan Cuadrado)の素晴らしいシュートで先制に成功したユベントスは、65分にもブレーズ・マテュイディ(Blaise Matuidi)が強烈なヘディングを決め、敵地で2点のリードを得た。

 しかしアトレティコはその5分後、ステファン・サビッチ(Stefan Savic)が1点を返して望みをつなぐと、試合終了間際には途中出場のエクトル・エレーラ(Hector Herrera)がキーラン・トリッピアー(Kieran Trippier)のCKに頭で合わせ、劇的な同点弾をマークした。

 これがアトレティコでのデビュー戦となったエレーラは、国内テレビ局モビスター(Movistar)に対して「アトレティコでデビューを飾り、チームに貢献できてうれしい」「ユベントスのようなチームとの引き分けはまったく悪くない。勝ちたかったが、相手のクオリティーを考えるとドローは良い結果」とコメントした。

 グループDの他の試合では、ロコモティフ・モスクワ(Lokomotiv Moscow)がバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)を2-1で下して首位に立ち、1ポイントずつを分け合ったアトレティコとユベントスが追う展開となっている。

 後半に印象的なパフォーマンスを見せるも、勝ちきれなかったユベントスのマウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督は、「チームは良いプレーを見せたと思うが、試合を掌握したと感じていただけに後味は悪い」と振り返った。「セットプレーではもっと注意して、集中しなければならない。これからその点に取り組んでいく」 (c)AFP