【9月22日 AFP】女子テニス、東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2019)は22日、シングルス決勝が行われ、大会第1シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-2、6-3でアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)に圧勝し、1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)以来8か月ぶりのタイトルを獲得した。

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 2016年、2018年大会は準優勝に終わっていた大坂にとっては三度目の正直。今回は出身地の大阪での開催ということで、うれしい里帰りとなった。

 日本人選手として1995年の伊達公子(Kimiko Date)以来となる大会制覇を果たした大坂は「この大会では前にも決勝を戦ったことがあったし、今回が3回目だった。だから優勝できて本当にうれしいし、それを自分が生まれた街でできたから格別」と話した。

 この日の大坂はパワーと正確さの両方を備えたサーブでパフリュチェンコワに何もさせず、ファーストサーブが入った時のポイント獲得率は100パーセントを記録。エースも4本たたき込んだ。

 1セットも落とさずに今大会を制した大坂は「ここ2試合はサーブの調子がすごく良かった」「彼女(パフリュチェンコワ)はリターンが素晴らしいから、きょうはそれに助けられたと思う」と振り返った。(c)AFP