【9月17日 AFP】イランの最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師は17日、米国との交渉の可能性を排除した。イランと米国の対立は、サウジアラビアの石油施設への攻撃をめぐり、米政府がイラン政府の関与を指摘していることから、拍車が掛かっている。

 ハメネイ師の公式サイトは、同師が「イランという国家に最大限の圧力をかけるという政策は無益であり、イラン・イスラム共和国の当局者全員が一致して、いかなるレベルでの交渉もないと信じている」と述べたと伝えた。

 米ホワイトハウス(White House)は15日、ニューヨークで来週開かれる国連総会(UN General Assembly)に合わせ、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領がイランのハッサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領と会談する可能性に言及していた。(c)AFP