【9月17日 AFP】ラグビーアイルランド代表のFBロブ・カーニー(Rob Kearney)がふくらはぎを負傷し、
W杯日本大会(Rugby World Cup 2019)初戦のスコットランド戦を5日後に控える中で、同国はけが人が続出している。

 92キャップを誇る33歳のカーニーは練習中に負傷。ジョー・シュミット(Joe Schmidt)ヘッドコーチ(HC)の懸念はまたしても増えることとなった。

 アイルランドは世界ランキングで1位に立っており、シュミットHCは22日に横浜で行われる初戦で主力を起用することで自分たちを表現したいと考えている。しかし、すでにプールA初戦の欠場が決定しているCTBロビー・ヘンショウ(Robbie Henshaw)に続き、カーニーもハムストリングを痛めてしまい、WTBキース・アールズ(Keith Earls)も膝のけがに悩まされている。

 チームの広報担当者は、カーニーがアイシングを受けており、治療はしっかりと観察されているとした上で、火曜日(17日)、あるいは木曜日(19日)までは練習を行わないと続けた。

 広報担当者は「昨夜、ロブ・カーニーに問題が生じた。同選手のふくらはぎにはわずかな張りがある」とコメントした。

「予定通りに進めば、彼はあす(水曜日)少しランニングを行う。そうすると痛みも引いてくるだろう。もし水曜日にコンディションが整わなければ、走るのは金曜日になる。状況次第だ」

 仮にカーニーが間に合わなければ、その代わりとしてFBジョーダン・ラーマー(Jordan Larmour)が出場する可能性がある。また、こちらも負傷から復帰したジョーイ・カーベリー(Joey Carbery)はFBの経験も持ち合わせている。

 一方でアールズは今週からランニングの再開が可能になるとみられており、スコットランド戦の出場の望みはより明るくなっている。(c)AFP