【9月16日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2019)第11戦、ラリー・トルコ(Rally Turkey 2019)は15日、最終日が行われ、シトロエン(Citroen)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)が優勝を果たした。

 今年3月のラリー・メキシコ(Rally Guanajuato Mexico 2019)以来となる優勝を飾ったオジェと34.7秒差でチームメートのエサペッカ・ラッピ(Esapekka Lappi、フィンランド)が2位に入り、シトロエン勢は今季初のワンツーフィニッシュを飾った。

 今季14レース中11レースを終えて、トヨタ(Toyota)のオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)が210ポイントで総合首位に立っているが、オジェはそのポイント差を17に縮めて2位に浮上し、タイトル争いに食い込んできた。

 タナックは14日にマシンが起動せずデイリタイアとなっていたが、この日はスペアタイアを外して軽量化を図るとパワーステージではトップに立ち、総合争いで貴重な5ポイントを獲得している。

 ヒュンダイ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)は8位に沈み、総合で2位から3位に順位を落としている。(c)AFP