【9月20日 Xinhua News】中国アリババグループ(Alibaba Group)傘下のネット通販サイト淘宝(Taobao、タオバオ)が浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)で25日まで開催中の「淘宝造物節」(タオバオ・メーカーフェスティバル)では、「人造肉」(人工肉)のコーナーが注目を集め、多くの人が足を止め、試食をしている。「人造肉」とは一体何か? 味はどうか?今後、食肉の代替品になり得るだろうか?

 OmniPork新猪肉創業者 楊大偉(Yang Dawei)氏

 植物性肉開発のポイントは、より環境に配慮した、より健康的で、当然ながら動物に危害を与えない新製品を作り出すことでした。実際には食感から味、栄養を含めあらゆる点で本物の肉より良いものでなければならず、単なる食肉代替品ではありません。

「人造肉」には2種類あり、一つは大豆タンパク肉で「植物肉」とも呼ばれる。大豆などの植物性タンパク質を原料とする加工品で、タンパク質が多く脂肪分が少ない。もう一つは動物の幹細胞を利用して製造する「クリーンミート」。現時点で中国国内では植物原料の「人造肉」の方が研究開発の主流となっている。

 今回のイベントに出展された「人造肉」は、今月発売予定だという。(c)Xinhua News/AFPBB News