【9月16日 CNS】中国・福建省(Fujian)石獅市(Shishi)公安局の微信(ウィーチャット、WeChat)公式アカウントが10日に配信した情報によると、9日午後5時ごろ、42歳の男性が同市の八七(Baqi)路と濠江(Haojiang)路の交差点付近で大量の100元(約1500円)札をばらまき、通りかかった市民が争って拾う事態となった。

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 警察によると、男性は9日午後4時ごろ、交差点付近の銀行で預金10万元(約152万円)以上を下ろした後、銀行を出ると下したばかりの現金を路上にばらまき始めた。

 男性は仕事がうまくいかないことに悩み、衝動的にやってしまったという。その後、落ち着きを取り戻した男性は、自分の行動を大いに悔やんでおり、現金を拾った人には返してほしいと話している。

 警察は、その場に居合わせて金を拾った市民に対し、男性に返すよう呼び掛けている。(c)CNS/JCM/AFPBB News