【9月23日 AFP】10メートルの高さから、体をひねって、一瞬静止したように見せかけてから水に飛び込むノルウェー発祥のスポーツ「デスダイビング」の世界大会が開催された。

 もともとは女の子の気を引くための遊びだったが、今では挑戦好きな人々を魅了するスポーツとなっている。正式名称はノルウェー語で死を意味する「ドッズ」で、8月中旬に首都オスロで開催された毎年恒例の世界大会「ドッズ世界選手権(Dods World Championship)」にはおよそ40人が参加した。

 大会にはクラシックとフリースタイルの2部門がある。

 クラシック部門では、選手はジャンプした後に両腕を真っすぐに伸ばし、十字の形を作り、着水直前に体をボールのように丸めるかエビ形の姿勢を取り、できるだけ大きな水しぶきを上げる。

 フリースタイル部門では、華麗な宙返り、アクロバチックなひねり、宙に浮いているような「スローモーション」などの技が必須で、これらは即興で行われることも多い。(c)AFP/Pierre-Henry DESHAYES