【9月11日 AFP】米大リーグ(MLB)は10日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)はコーリー・シーガー(Corey Seager)の2本塁打などでボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)に7-3で勝利し、7年連続となるナ・リーグ西地区優勝を果たした。

 この日5打点と大活躍したシーガーは「気分は最高。何回経験しても飽きない」とコメントした。

 2年連続でワールドシリーズに進出しているものの、2017年はヒューストン・アストロズ(Houston Astros)に、昨年はボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)にそれぞれ敗れているドジャースは、1988年以来となる同シリーズ制覇を目指している。

 ドジャースのクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)は、「最初のワールドシリーズで負けたあとは、やや二日酔いの状態でシーズンに臨んでいたかもしれない」とコメントした。「でも去年のワールドシリーズで敗れた後は、より決意を固めて新シーズンに臨み、少し集中していたかもしれない」

 1回に3点本塁打を放ったシーガーは、3回にも2点本塁打を記録。序盤のうちに大きなリードを手にしたドジャースは、わずか1万2000人ほどの観客しか入らなかった敵地オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ(Oriole Park at Camden Yards)で、その後も余裕をもって試合を進めた。

 5回にはギャビン・ラックス(Gavin Lux)にもメジャー初本塁打が生まれ、ドジャースは全7得点のうち6点を本塁打でたたき出した。

 また、先発登板したウォーカー・ビューラー(Walker Buehler)も7回を投げて11奪三振と好投。被安打4の無失点で勝利投手となり、今季の成績を13勝3敗とした。(c)AFP