【9月10日 時事通信社】欧州連合(EU)のフォンデアライエン次期欧州委員長は10日、ブリュッセルで記者会見し、閣僚ポストに当たる欧州委員候補など11月に発足する新体制案を発表した。副委員長8人のうちナンバー2ポストとして3人の権限を強化。自身が重視する気候変動対策やデジタル政策を任せる。

 米国との貿易摩擦への対応や、EU離脱後の英国との貿易協定交渉を担う通商担当の欧州委員には、アイルランド出身で現在は農業政策を担うホーガン欧州委員を起用する。今後、新体制発足に必要な欧州議会の承認を目指す。

 新体制の任期は5年。欧州委員は1国1枠で、英国を除く全27カ国の候補らのうち、委員長を含めほぼ半数の13人が女性となった。現体制からは8人が残留する。

 初の女性トップとなるドイツ出身のフォンデアライエン氏は「女性と男性、東と西、南と北から才能を総動員する。バランスの取れたチームだ」と強調した。(c)時事通信社