【9月10日 AFP】米スポーツ専門チャンネルESPNは9日、同国プロバスケットボール協会(NBA)が安全上の懸念を理由に、2019-20シーズンから「忍者スタイル」のヘッドバンド着用を禁止すると伝えた。

【特集】写真で振り返るNBA選手のビフォーアフター

 昨季のNBAではオールスター選手のジミー・バトラー(Jimmy Butler)ら一部の選手が、細長い布を後頭部で結んで両端を垂らすスタイルのヘッドバンドを使用し、流行していた。しかしながら、リーグ側がこのヘッドバンドを公式に認めたことはこれまで一度もなく、今回正式に規定違反と位置付けた。

 NBAのスポークスマンを務めるマイク・バス(Mike Bass)氏は、ESPNへのコメント文で、「忍者スタイルのヘッドバンドは、NBAのユニホームの一部ではなく、これまでリーグの認証プロセスを通ってこなかった」「各チームからは安全性をはじめ、サイズや長さの規定、結び方などを懸念する声が上がっており、これらについてはルール変更の前に徹底的な見直しが必要だ」と述べた。

「これらのヘッドバンドは、昨季から一部の選手が着用するようになった。われわれはシーズンの途中に混乱を生じさせたくなかったが、今季のユニホームとして認めない方針であることは、5月の時点で各チームに通達していた」 (c)AFP