■「一体型5Gチップ」

 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、Huawei)は6日、超高速5G対応プロセッサ「Kirin990」を発表し話題を集めた。同社によると「業界初で唯一の一体型」5Gチップセットで、超高速モデムが内蔵されているとされ、プロセッサとモデムを別々に使っている企業よりも携帯電話を効率化できるという。

 ファーウェイ・コンシューマー・ビジネス・グループ(Huawei Consumer Business Group)のリチャード・ユー(Richard Yu)最高経営責任者(CEO)は新しいKirinチップは指の爪ほどの大きさで「携帯電話をこれまでよりも小型化できる」と強調している。

 ファーウェイはミュンヘン(Munich)で19日に販売予定の次期スマートフォン「Mate 30シリーズ」も展示している。一方、ライバルのサムスンは、折り畳み式スマートフォン「Galaxy Fold」を出展した。

■ハイテクの安心

 排尿をめぐる問題にもハイテク機器が安心を提供できる。排尿予測デバイスの「DFree」は、腹部に着けたセンサーがぼうこうの膨らみの変化を捉え、その膨らみ具合からいつ排尿すればいいかを予測し、スマートフォンで通知する。

 DFreeは、子どものトイレトレーニングや高齢者の失禁対策での利用を想定している。トイレに行く間隔も追跡可能で、高齢者の介護にも利用できるという。(c)AFP/Ryland JAMES