【9月9日 AFP】中東クウェートのサバハ・アハマド・ジャビル・サバハ(Sabah al-Ahmed al-Jaber al-Sabah)首長(90)が、訪問先の米国で「検査入院」した。国営クウェート通信(KUNA)が8日、政府高官の話として報じた。これにより、12日に予定されていたドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領との会談は延期されたという。

 ホワイトハウス(White House)も会談延期を認め、「(トランプ)大統領は友人の迅速な回復を願っている。回復され次第、ワシントンでお迎えすることを心待ちにしている」と声明で発表した。

 
 サバハ首長が受ける検査の種類について、クウェート政府は明らかにしていない。

 KUNAは先月18日、サバハ首長が「病気の再発から回復し、現在は良好な健康状態にある」と報じていた。

 サバハ首長はトランプ氏との会談のため2日に米国入りしており、米国到着の様子をクウェートの国営テレビが放映している。(c)AFP