【9月7日 AFP】ラグビーテストマッチが6日、各地で行われ、イングランドは37-0でイタリアに勝利した。

 W杯日本大会(Rugby World Cup 2019)の壮行試合を求めていた形で終えたイングランドだが、この日活躍したのはW杯には出場しない選手だった。

 ヘンリー・スレイド(Henry Slade)やジョナサン・ジョセフ(Jonathan Joseph)が治療中で、けがのリスクを恐れてマヌ・ツイランギ(Manu Tuilagi)を出場させることに気乗りしなかったエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)は、CTBジョー・マーチャント(Joe Marchant)を起用したが、そのマーチャントはニューカッスル(Newcastle)で見事なトライを決めた。

 約4年ぶりとなるトゥイッケナム・スタジアム(Twickenham Stadium)以外でのホームゲームに臨んだイングランドは、序盤は低調な試合運びでセント・ジェームズ・パーク(St James Park)に集まったファンは不満な様子だった。

 前半を終えてわずか9点のリードにとどまったイングランドは、53分にW杯の登録メンバーには入っていないマーチャントが独力でトライを決めてファンを喜ばせるなど、後半に4トライを重ねて快勝を収めた。

 イングランドは、8日に日本に向けて母国をたつ予定となっている。(c)AFP