【9月7日 AFP】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2020)予選は6日、各地で行われ、グループCではオランダが4-2でドイツを下した。

 オランダはデビューを飾ったドニエル・マレン(Donyell Malen)が終盤に決勝点を挙げ、ヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督率いるドイツに今予選で初めて土をつけた。

 ドイツは9分にサージ・ナブリー(Serge Gnabry)が先制点を挙げたが、オランダは59分に今季FCバルセロナ(FC Barcelona)に加入したフレンキー・デ・ヨング(Frenkie de Jong)が同点ゴールを決めると、66分にはヨナタン・ター(Jonathan Tah)のオウンゴールで勝ち越した。

 73分にドイツはトニ・クロース(Toni Kroos)のPKで再び試合を振り出しに戻したものの、6分後にオランダは20歳のマレンがボレーシュートでドイツの守護神マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)を破り勝ち越すと、終了間際にはジョルジニオ・ワイナルドゥム(Georginio Wijnaldum)が勝ち点3を確実にする追加点を決めた。

 一方、グループEに入ったW杯ロシア大会(2018 World Cup)準優勝のクロアチアは、ニコラ・ヴラシッチ(Nikola Vlasic)、イバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)、ブルーノ・ペトコビッチ(Bruno Petkovic)、デヤン・ロブレン(Dejan Lovren)がそれぞれ得点を挙げ、4-0でスロバキアを粉砕した。

 同組では、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)が84分に決勝点を決めたウェールズが、2-1で格下のアゼルバイジャンに辛勝している。

 またグループIのベルギーは、ミシ・バチュアイー(Michy Batshuayi)の2得点とドリース・メルテンス(Dries Mertens)、ナセル・シャドリ(Nacer Chadli)の得点で、4-0でサンマリノに快勝している。(c)AFP