【9月6日 AFP】自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2019)は5日、第12ステージ(ナバラサーキットからビルバオ、171.4キロメートル)が行われ、ドゥクーニンク・クイックステップ(Deceuninck Quick Step)のフィリップ・ジルベール(Philippe Gilbert、ベルギー)が貫禄のステージ優勝を果たし、総合順位ではチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が首位の座をキープした。

 元世界王者のジルベールは、最後の3級山岳で15人の逃げ集団から抜け出し、ブエルタで通算6度目となるステージ優勝を飾った。

 ワンデークラシック、パリ~ルーベ(Paris-Roubaix 2019)を制覇したものの、ツール・ド・フランス(2019 Tour de France)ではメンバー外となった37歳のジルベールの後には、カハルラル・セグロスエレヘアー(Caja Rural-Seguros RGA)のアレックス・アランブル(Alex Aranburu、スペイン)が2位に、エウスカディ・ムリアス(Euskadi Murias)のフェルナンド・バルセロ(Fernando Barcelo、スペイン)が3位に入った。

 また総合順位では、モビスター・チーム(Movistar Team)のアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)が1分52秒遅れで2位につけている。

 レースは6日、超級峠として恐れられるロス・マチュコス(Los Machucos)など七つの山岳を含む166.4キロメートルの第13ステージを迎える。(c)AFP