【9月5日 AFP】米オハイオ州で先週、母親が誤って18歳の娘に向かって発砲し、負傷させる出来事があった。娘は腕を撃たれたが、一命は取り留めたという。地元検察当局は現在、母親を訴追すべきか検討している。

 地元テレビ局WFMJの4日の報道によると、同州ジラード(Girard)で先月30日、大学から帰宅した娘が母親を驚かせようとしたところ、家に何者かが侵入したと思った母親が発砲した。母親はリボルバーのライセンスを所持していたという。

 警察によると、母親は娘の帰宅時に家に一人でいて、自分がいたベッドルームの扉は開けたままだったと述べている。するとキッチンか廊下の方から物音が聞こえ、誰かがベッドルームへ入ってこようとしたので、すぐに使えるようにしてあった銃を発砲したという。自分の娘を撃ったことに、母親はショックを受けているという。

 銃による暴力に関する情報サイト「銃暴力アーカイブ(Gun Violence Archive)」によると、米国では今年これまでに偶発的な銃の発砲事件が1100件以上起きている。(c)AFP