イタリア新連立内閣、5日発足へ
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【9月5日 AFP】イタリアで5日、新興左派「五つ星運動(M5S)」と欧州連合(EU)を支持する中道左派・民主党(PD)による新たな連立内閣が発足する。これまで対立関係にあった両党が連立で合意した後、首相続投が決まっているジュセッペ・コンテ(Giuseppe Conte)氏が新内閣の陣容を発表した。
同国では先月、極右政党「同盟(League)」が「五つ星運動」とのポピュリスト連立政権の解消に動き、政治危機が生じていた。新たな連立政権の発足でこの危機に終止符が打たれ、イタリア政治は新たな時代に入る。
閣僚らの宣誓は5日午前10時(日本時間午後5時)に行われる予定。
新内閣では、五つ星運動のルイジ・ディマイオ(Luigi Di Maio)党首が外相、民主党のロベルト・ガルティエリ(Roberto Gualtieri)氏が経済財務相にそれぞれ就任する。ディマイオ氏は現在33歳で、イタリア史上最年少の外相になる。またガルティエリ氏は、過去5年にわたり欧州議会の経済金融委員会委員長を務めた人物。
このほか、閣僚21人のうち7人を女性の大臣が占める。
ユーロ圏3位の経済規模を持つイタリアでは、公的債務と失業率が高い水準にあるほか、移民や対EU関係をめぐる不満の広がりも課題となっている。コンテ氏は、同国に活力を取り戻すため新内閣は「強い情熱」を持って仕事に臨むと述べた。(c)AFP/Ella IDE