【9月4日 AFP】自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2019)は3日、第10ステージの個人タイムトライアル(ジュランソンからポー、36.2キロメートル)が行われ、チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)がライバルたちに大差をつけてステージ優勝を果たした。

 47分5秒という会心のタイムをたたき出したログリッチは、モビスター・チーム(Movistar Team)のナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)から赤ジャージー(マイヨ・ロホ)を奪取し、総合順位で2位以下に大きな差をつけた。

 ヒルクライムのスペシャリストであるキンタナは想定以上にタイムを落とし、ログリッチとは3分差の総合4位に後退した。

 また、総合2位につけるモビスターの世界王者アレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)、同3位のアスタナ(Astana Pro Team)のミゲル・アンヘル・ロペス(Miguel Angel Lopez、コロンビア)も、ログリッチとそれぞれ1分52秒、2分11秒のタイム差がついている。(c)AFP