【9月4日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)は3日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第5シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は第23シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)に7-6(8-6)、6-3、3-6、6-1で勝利し、初の四大大会(グランドスラム)4強入りを果たした。

 脚のけがを乗り越えてグランドスラム3勝を誇るワウリンカを倒したメドベージェフは、第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)とグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)の勝者と準決勝で対戦する。

 第1セットで左大腿(だいたい)四頭筋の痛みに苦しみ、試合の棄権も考えたメドベージェフは、「この試合はとても不思議な感じだったが、準決勝に初めて進むことができ、すごくうれしい」とコメントした。

「試合前のコンディションは完璧だったが、第1セットで大腿四頭筋を痛めたと思う」「痛みが本当に大きかったから、試合を続けられないと思った」

 それでもメディカルタイムアウトを取り、テーピングをして痛み止めの薬を飲んだメドベージェフは、「第4セットになると痛み止めが効き始め、動きが良くなった」「準決勝に向けて準備を整えたい」と話した。

 一方、3年ぶりとなる全米制覇の望みがついえたワウリンカは、メドベージェフのタイトル獲得に否定的な見解を示し、「優勝するだけの力はあるが、今大会を制覇するとは思わない。非常に困難なものになるだろう」と話した。

「疲れが出てきそうだし、準決勝ではロジャーかグリゴールという、よりタフな相手に勝たないといけないから。その後に決勝がある」「それでも、彼はここ数週間でどんなことだって成し遂げられるというのを証明し続けている。チャンスはありそうだが、まだ2試合が残っている」 (c)AFP/Jim SLATER