【9月5日 Xinhua News】1983年に中国福建省(Fujian)周寧県(Zhouning)で生まれた龔富英(Gong Fuying)さんは、子どもの頃からアートの創作活動に熱中し、2005年に厦門市(Xiamen、アモイ)で学び終えた後も、莆田市(Putian)などで油絵の勉強を続け、2013年に故郷の周寧に戻ってきた。

  龔さんは昨年3月から、粉茶、茶殻、茶葉を材料とし、故郷周寧県の鯉魚渓、九竜漈などの風景を題材に「お茶の絵」の創作活動を行っている。龔さんは「この種の絵は粉茶を使って絵が描けるだけでなく、出がらしを乾燥処理したものや、粉茶や茶葉を着色して混ぜたものも使える。これにより廃棄物を宝に変えるだけでなく、作品に立体感を持たせることもでき、さらにお茶の絵の魅力も増す」と語った。(c)Xinhua News/AFPBB News