【9月11日 CNS】自然を生かした森林観光を振興する「2019年中国森林観光フェスティバル」が10月18日から20日まで、中国・江蘇省(Jiangsu)南通市(Nantong)で開かれる。今年のテーマは「緑の水と青い山は、金銀の山――江海の誓い・森林の旅」を掲げている。

【写真特集】いつか行ってみたい! 中国の自然景観

 中国国家林業・草原局の森林観光事業指導グループ副担当の程紅(Cheng Hong)さんは8月28日の記者会見で、「2015年からフェスティバルを毎年開催し、常に良い成果をもたらしている。今年は国家林業・草原局だけではなく、文化観光省、江蘇省政府と共同主催になる」と話した。

 2019年上半期、国内の森林観光客は前年比14%増で、延べ9億人を超えた。国内観光客の総数の約30%を占める。産業規模は前年同期比13%増の8500億元(約12兆8000億円)で、急速に成長している。

「2019年中国森林観光フェスティバル」では、森林や湿地、砂漠など自然を生かした観光の展示会やプロモーション、文化・スポーツ・エンターテインメントなどのジャンルに分かれ、多くのイベントが行われる。会場となる南通市も独自に森林観光のレジャー展示会やコンサート、盆栽や菊の展示会など10を超えるイベントを開く計画だ。(c)CNS/JCM/AFPBB News