ジョコビッチ、負傷棄権で全米OP連覇ならずも「人生は続く」
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【9月2日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)は1日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、第23シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)との試合を4-6、5-7、1-2となったところで肩の負傷により途中棄権し、大会連覇の夢が絶たれた。それでもジョコビッチは、「人生は続く」と前を向いた。
ワウリンカ対ジョコビッチという、3年前の2016年大会決勝以来の顔合わせとなったカードは、左肩を痛めているジョコビッチの負傷棄権により、3年前の王者ワウリンカが勝ち上がった。ジョコビッチは第3セット開始時に治療を受けたが好転せず、すぐに四大大会(グランドスラム)通算6回目の棄権を決断した。
大会が開幕した当初から左肩に問題を抱えていたジョコビッチは、「痛みは何週間か続いていた。激しく痛む日もあれば、それほどでもない日もあり、もちろん即効性のある手段はいろいろ試した」「それが効くときもあれば、そうでないときもある。こういうものは、そのときになると直感的に分かるものなんだ。もうこれ以上ボールは打てないとね」とコメントした。
けがの性質については「僕は棄権して、左肩だと話した。これ以上言えることは何もない」「けがの話はあまりしたくない。前に話した通りだと思ってもらえれば」と詳しいことは明かしていない。痛みはファン・イグナシオ・ロンデロ(Juan Ignacio Londero、アルゼンチン)との2回戦では強く、ストレート勝利を飾ったデニス・クドラ(Denis Kudla、米国)との3回戦は「ほぼ痛みなくプレーできた」が、この日は痛みがぶり返した。
「フラストレーションがたまるよ。本当にね。もちろん、スポーツのビッグイベントをけがで棄権するのは僕だけじゃない」「それでもコートを去るしかなかったのはつらい」「残念な状況の真っただ中にいるのは確かだが、この苦しい結果を受け入れるしかない。それに言った通り、これは僕に限った話じゃない。人生は続く」
膝にメスを入れた対戦相手のワウリンカも、グランドスラムを制した頃の姿を取り戻すのに2年近くを要している。それでも8強入りした今季の全仏オープンテニス(French Open 2019)、そして今大会の内容を見る限り、完全復活は間近のようだ。
ワウリンカ本人も「今夜はなんだか特別だった。自分のレベルにとても満足している」「素晴らしく良いテニスができていたと思う。戻って来られてうれしいよ」と手応えを口にしている。
「手術以降は本当に苦しかった。このレベルへ戻すのに2年かかった。本当に信じられない気持ちだ」 (c)AFP/Martyn WOOD